【生産者紹介 】MARADA(マラダ)/ チェコ共和国
チェコ南東部、モラヴィア地方。スロバキアとの国境にほど近くのミクルチチェ村に居を構えるワイナリー。現オーナーのPetr Maradaは、バイオリニストにして醸造/栽培責任者。
小さな村の小さなワイナリーで、ワイン造りを一手に担う。
栽培面積は15ヘクタール。幼少の頃より、古くから農業を営んでいた曽祖父と耕作用の馬に乗り畑に出て、土を学んできた経験。これが現在の栽培知識/技術の基礎となっている。栽培においては、ブドウ樹・葉などの手入れは言うまでもなく、畑の雑草の量にも気を配り、調整に調整を重ねる日々。子煩悩で、畑やセラーに行くときはいつも愛娘と一緒。
認証機関には未登録。「特に興味がない」の一言。醸造哲学と呼べるものも特になく、「ただ“介入はシンプルに、タイムリーに”これだけを考えている」という。